田口八重子さんを返せ!

ご家族からのメッセージ

私の妹、田口八重子が失踪してから、もう25年も過ぎてしまいました。

1978年に2歳の女の子と1歳の男の子を残して失踪し、私たち家族は、苦悩する中、残された子供を育て守るために戦いが始まりました。

後に、大韓航空機爆破事件の金賢姫元死刑囚の教育係として、北朝鮮に拉致されていたことが明確になって以来、私たちは被害者の家族であるにもかかわらず、いわれない中傷と嫌がらせが加わり、平穏な生活を送ることはできませんでしたが、どうにか耐え忍んできました。

この北朝鮮による拉致事件は、私たち個人だけではどうしようもありません。当時の政府(外務省)は、拉致事件として明らかになっているのにもかかわらず、積極的にこれを解決しようとはせず、傍観するだけでした。

私たち家族の小さな力が、ようやく国民の皆さんの理解へと支援の輪が広がり、さらに、救う会と拉致被害者救出議連の皆様の強力な運動が、5人の帰国となりました。

昨年9月の日朝平壌宣言以降、拉致事件に対する世間の関心はさらに高まり、私たちの地元でも支援の輪を広げていただけるようになりましたが、現在も進展はなく膠着状態です。

拉致事件の解決は、個人レベルではなく、政府が解決しなければなりません。拉致事件が完全解決し、1日も早く八重子をはじめとした拉致されたすべての日本人が帰国するまで、ご支援を宜しくお願い致します。

長兄 飯塚繁雄(平成15年3月)

本間勝(三兄)  飯塚進(次兄)  飯塚繁雄(長兄)

飯塚耕一郎(長男)  飯塚繁雄(長兄)

八重子 5歳

繁雄の長男を抱く八重子 15歳